Windows 11が快適なメモリーは4GB? 8GB? 12GB? 16GB? まとめ

2021年12月21日Microsoft Windows (マイクロソフト ウィンドウズ)

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概要

「Windows 11」のPC (物理メモリー: 16GB) を購入しましたので、「Windows 11」の PC を快適に使うには、何 GB の物理メモリーが必要なのかを検証しました。

なお、購入直後に登録されていたスタートアップ・プログラムは次のとおりですが、 PC メーカー独自のプログラムについては、メーカーによっては存在しないかもしれないので、全て「無効」にした上で再起動しました。

「タスクマネージャー」のタブ「スタートアップ」
「タスクマネージャー」のタブ「スタートアップ」

「タスク マネージャー」で検証

  1. 「Windows 11」の PC を起動して 10 分間放置した状態のメモリー使用量は次のとおり。

    起動10分後の「タスクマネージャー」のタブ「パフォーマンス」
    「タスクマネージャー」のタブ「パフォーマンス」

  2. 次に、下に列挙したプログラムを全て起動させたところ、メモリー使用量が 5.6GB5.8GB 程度になりました。

    1. AviUtl (動画編集)
    2. Cubase 6 (音楽制作)
    3. GIMP (画像編集)
    4. Google Chrome (Web ブラウザー)
    5. LibreOffice (オフィススイート)
    6. Microsoft Edge (Web ブラウザー)
    7. Mozilla Firefox (Web ブラウザー)
    8. Mozilla Thunderbird (メール)
    9. Sibelius 2020.6 (楽譜作成)
    10. Snipping Tool (キャプチャー)
    11. Windows Media Player
    12. WinSCP (FTP)
    13. エクスプローラー
    14. タスク マネージャー
    15. メモ帳
    16. リソース モニター
    17. リモート デスクトップ接続

    の「タスクマネージャー」のタブ「パフォーマンス」
    「タスクマネージャー」のタブ「パフォーマンス」

「リソース モニター」で検証

  1. 「Windows 11」の PC を起動して 10 分間放置した状態

    起動12分後の「リソースモニター」のタブ「メモリ」の「物理メモリ」
    「リソースモニター」のタブ「メモリ」の「物理メモリ」

    16GB の物理メモリーのうち、「使用中」が約 3.2GB
    メモリーにあらかじめ読み込んでおいて、起動を速くする「スタンバイ」が約 2GB
    使用されていない「空き」が約 10GB

  2. 前述のプログラムを全て起動させた時

    「リソースモニター」のタブ「メモリ」の「物理メモリ」
    「リソースモニター」のタブ「メモリ」の「物理メモリ」

    16GB の物理メモリーのうち、「使用中」が約 5.7GB
    メモリーにあらかじめ読み込んでおいて、起動を速くする「スタンバイ」が約 5.3GB
    使用されていない「空き」が約 4.8GB


まとめ

上記のように、いろいろなプログラムを起動させると、「使用中」と「スタンバイ」の合計が約 11GB になるので、「Windows11」のパソコンを少ないストレスで使用するためには、メモリーは 12GB 以上欲しいわけです。

しかし、多くの PC メーカーは、 4GB 、 8GB 、 16GB 、 32GB 、 64GB といった単位で販売しているため、今回、 16GB の ノート PC を購入しました。
今のところ、メモリー不足によるストレスは無いです。 (ただし、「Winodws11」が使いづらいというストレスはあった。)

もし、今後、 16GB でメモリー不足に陥ることがあったら、このページを更新し、原因を追記することとします。